UiPath Studio開発 中級コース

 

◎UI上の入力操作

・3つの入力方法

[デフォルト (Default)] :何もチェック入れない

[シミュレート (Simulate)] :[クリックをシミュレート]にチェック

[ウィンドウメッセージを送信 (Send Window Messages)] 

 

・ [シミュレート (Simulate)] でテストを行い、その後必要に応じて、[ウィンドウメッセージ (Window Messages)]、[デフォルト (Default)]の順でテスト

https://docs.uipath.com/studio/lang-ja/docs/input-methods

 

◎エラーと例外処理

・「エラーの種類に応じたエラー処理に制御を移す仕組み」を例外処理

・エラーの対応方法としての「条件分岐」の活用

・例外処理で利用するアクティビティ

・アプリケーション例外とビジネス例外

 - アプリケーション例外:アプリフリーズ

 - ビジネス例外:人的ミス

 

◎トライキャッチによる例外処理

・[トライキャッチ (Try Catch)] の使い方

 - try:エラーが発生する可能性のあるアクティビティ、例外をスロー

 - catches:例外の種類に応じた例外発生時の処理

・[Try] ブロックの構成

 ー アクティビティが自動でスローする場合

 ー 例外を定義してスローする場合

・[スロー (Throw)] アクティビティを活用した 例外の作成とスロー

・[Catches] ブロックの構成

・[Finally] ブロックの構成

 

◎エラーの種類に応じたトライキャッチ の構成

・アクティビティが自動でスローする場合
・例外を定義してスローする場合
・ビジネス例外の場合

 

◎エラー発生状況の記録方法

・[スクリーンショットを撮る (Take Screenshot)] の活用

・[メッセージをログ (Log Message)] の活用

 

◎その他のエラー対応方法

・成功条件を満たすまで再試行する [リトライスコープ (Retry Scope)]
・エラーを発生させ処理を終了する [再スロー (Rethrow)]
・エラーを無視して次の処理を継続する  [エラー発生時に実行を継続 (ContinueOnError)]

 

デバッグ機能の活用

・エラーメッセージの確認 1

  -エラー発生場所:アクティビティの表示名を分かりやすくする

・エラーメッセージの確認 2

 -エラー発生内容

エラー発生時のスクリーンショットを確認する

・入力処理でのエラーの対処方法

  i.対象アプリケーションが表示されているか確認

       ii.入力方法を変更

       iii.適切なセレクターが使用されているか確認

・表示・ページ遷移のタイミングによるエラーの対処方法

    [原因]操作対象 UI 要素/対象ページの表示の遅れ、表示タイミングが影響して発生するエラー

    [対処1]アクティビティ実行の待機時間を調整したり、

   対象要素の有無を、[要素を探す (Find Element) ] 

                             [要素の有無を検出 (Element Exists) ] 

           [要素の消滅を待つ (Element Exists) ]

 

 

◎ワークフロー開発 4 つのポイント

「信頼性」・「効率性」・「保守性」・「拡張性」

 

◎ワークフロー開発のルール

推奨するルールや知識をまとめた「UiPath コーディング規約

ルール 1:ワークフローの最適なレイアウト選択

ルール 2:命名規則に従った変数名の変更

ルール 3:命名規則に従ったアクティビティ表示名の変更

ルール 4:[注釈 (Annotations)] にワークフローの処理内容を記載する

ルール 5:[注釈 (Annotations)] に変数名と変数の型を記載する

ルール 6:参考スクリーンショットは、分かりやすい画像を使用する

ルール 7:[フロー条件分岐 (Flow Decision)] の「TRUE」・「FALSE」を分かりやすいラベル名にする

ルール 8 :使用していない変数を削除する

 

◎ワークフロー開発のポイント

  • 効率的な開発のための最初の手順

  • 効率性、保守性の高いワークフローにするための、ワークフローの分割と呼び出し方法

  • 保守性の高いワークフローにするための、初期設定の実装・Configファイルの活用

安定性の高いワークフローにするための、例外処理の実装

 

◎効率的に開発を進めるための最初の手順

・業務プロセス全体をつかむために、処理の流れを可視化
・アプリケーション例外・ビジネス例外に対する処理の必要性の確認
・意味のある処理単位で分割し、ワークフローの大枠を作成

 

◎処理単位ごとにワークフローを分割・呼び出し方法と引数

・独立したワークフローファイルの作成方法

  ーワークフローファイルの新規追加方法

  ー[ワークフローを抽出 (Extract as Workflow)] の活用

・既存のワークフローを呼び出す方法

   -プロジェクトパネルからドラッグ&ドロップ

   -[ワークフローを呼び出し ] の活用

◎初期設定の実装と Config ファイルの活用

・ワークフローの保守性や効率性を高める

・Config ファイル読み込み.xaml の作成

  -excelファイルのデータをセットする辞書型メモリをnew

  -excelアプリケーションスコープでdatatableにセット

  -datatableをforeachで辞書型にセット

◎「初期設定」シーケンスの作成と Config ファイル読み込み.xaml の呼び出し

 *これは必要かどうか微妙かなぁ

・Config ファイル読み込み.xaml の呼び出し

・辞書型 => assign でメモリセット

 

◎例外処理の実装

[学習内容]安定性の高いワークフロー=>「例外処理の実装」

・「例外処理」実装のベストプラクティス

・アプリケーション例外:経費システム側の障害=>exception

ビジネス例外:「経費登録シート.xlsx 」の入力不備によるエラーが発生

                              =>